30年以上、バイクから離れ四輪生活。
リタイヤ後はヨーロッパ一周ツーリングを夢見て、50代半ばにトレーニングマシンとして購入した、中古Honda CB400SF。
文字通り、鍛え・鍛えられ双方満身創痍。 がっ、夢のヨーロッパは遠のくばかり・・・。
酷使され満身創痍の鉄馬は車検の度に20万円近くの支出。
息切れ気味な心臓部にハイオクを奢るも空気の薄い夏場は街中走行は危うい。
危険が多い冬場や雨天の日は逆にエンジンが力強いのだが・・・。
今春より社会復帰した職場への通勤に、CB400SFでは血が騒ぐ中途半端なワイディングコースで日々ストレス蓄積。
そして、ここにきて電気系統の老化現象が顕著に!!!。
通勤の足に使うには、定時運行度が保証出来なくなり、ついに現役引退!!
どうせ、ヨーロッパツーリングの際はレンタルバイクを利用する計画だし、国内のツーリングもレンタルバイクが多種で便利と、涙の諦め。
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4月からの自動車税納入と消費税アップのプレッシャーの中、性能とコスト・パフォーマンスとの折り合いで『原付二種』に絞り、帰宅後Netで検索。
Honda / PCX 、スーパーカブ110プロ(新聞配達etc)
Suzuki / アドレスV125Sリミテッド
YAMAHA / CYGNAS-X SR
雪道走行や急坂下り走行(エンジンブレーキ)を考慮して、ほぼスーパーカブ110プロに決めかけて納期まで決めていたのだが、ショップに置かれた“Honda Sh-mode“を見て心変わりして即決。
16インチフロントホイールとヨーロピアンスタイルに惚れて。肝心の雪道走行や急坂下り走行は霞んでしまいました。
実は、夏に向かう今からスパイクタイヤやチェーン等対策を模索中です。f(^^;) ポリポリ
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消費税アップ直前に納車され、ひと月(500Km)慣らし運転を終えたものの、安物タイヤの未知領域まで傾ける走行するとスリップで冷や汗。 全開パワーも未経験。
10:00 そこで、連休入りしたものの妻は大学の講義、子供たちも大学の授業などで私一人ぼっちの本日、愛車「とっとこハム太郎号」の”喝入れ”と、安物タイヤのエッジ部分をひと皮剥ぐためにツーリングに出掛けました。
※ 命名理由は、走りが”とっとこ”のおぼつなさ と ツートンカラーが同色ゆえ。
いつもの裏山散策コースが天候に恵まれついつい足が伸びました。
波豆八幡神社付近まで来ると、鯉幟は泳ぎ、草花は彩り豊かに開き、木々は緑萌え。
大自然が”Welcome”と呼んでいる。
で、漠然と「平成の大規模修繕が終えた姫路城」・「シャキシャキ・ピリっ辛の壬生漬けでお茶漬けさらさら京都へ」それとも「冬の海が去った春の日本海」を想い浮かべながら有馬富士を過ぎ新三田のT字路。
信号が赤に変わり、右折可の矢印に導かれて何と無く「冬海が去った春の日本海」に決定。
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トコトコと走るのもイイですね。
大型バイクで走り流れる景色も良いですが、路肩に咲く花、庭先に植えられたと整えられた木々、モンペ姿のお婆ちゃんが畑で摘んだ野菜を手に・・・。
見過ごしてきた田舎の風景が身近に感じ取れます。
車やCB400SFで何度も通ったことのある県道も新たな発見。 天空の城「竹田城跡」の位置関係もスンナリ。
・・・脳内記憶の画面をピンチアップした感じ・・・
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何と無く、一応の挨拶「城崎温泉」へ
足湯に浸かり、温泉卵で昼食が未だに気がつき「コンビニ弁当」を購入して円山川河川敷でiPhone Mapでコースを確認しながら昼食。
畑上の山裾を廻る感じで豊岡迄戻り、久美浜経由で夕日ヶ浦温泉経由で海岸線を経ケ岬ヘの丹後半島前半コースを決定。
しかし、久美浜を抜けて県道178号線を見過ごし、半島首根っこを横断する県道312号線を間違って途中まで進む。
どうも、「CB400SF」と「とっとこハム太郎」の歩幅に慣れない。(*..) 速いようで遅いと思いきや、そこそこ速い。
久美浜町安養寺で県道668号線に入り、一路 海岸線を走る県道178号線に戻り時計回りに進む。
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京丹後市の網野町の手前で「静御前生誕の地」の標識発見。 一旦、通り過ぎたものの1Km先でUターン。
狭い急坂を「とっとこハム太郎」は分け入り見学。(自動二輪の重量ではこうは行かない。 切り返し出来ない緩い下り坂を人力でバックは無理。 行きは良いよい帰りが怖い)
しづやしづ しづのをだまき くり返し
昔を今に なすよしもがな
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見学後は、先を急ぎ、京丹後市の市街地に入る。 思いのほか大きな街と感じながら走り抜けると「丹後琴引浜遊海水浴場」の看板を左横目に『琴引の塩工場+アイスクリーム』を右横目に見ながら通り過ぎる。
がっ、またもや気に掛かり500m先でUターン。

奥から出てきた塩爺、何処かで会ったような・・・。
在職時の天敵だった某部長が枯れたらこんな感じかな。
何故か愛着あり(マゾの毛あり) ヘ(-_-ヘ
3メーカーの塩アイスクリームの違いを聴き、高価(350円)な方を購入。
塩爺(元財務大臣の塩川正十郎ではありません)の解説を聴きながら舐める。
アッサリとして旨い。 脱水状態の私にはあま~く感じる。
色々と塩関連食品の試食をさせてもらい、塩飴をプレゼントされながら何も買わずに塩爺に見送られて出発。
・・・・暫く走って気がついた「Uターンして入った店」。 反対車線を走らなくては・・・トホホのホ。
再びUターン。 塩爺が工場の中に入っていて良かった。(#^_^#)ハズ~
暫く走ると、日本海にイカと淡水魚の鯉が飛び跳ねているのを目撃
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安物タイヤの皮剥ぎに徹するためコーナーを攻め続けながら一路、経ケ岬ヘ。
手前の、北を監視する航空自衛隊の経ケ岬分屯基地へ立ち寄り記念撮影。
何故か、門衛兵さんが奥に引っ込んでしまった。 プライドを持ってほしいな・・・。 何故か日本は国防が悪に直結してる感あり。
その他、気付いた点は京都にはいると目につく「京都にアメリカの基地は要らない」の看板が丹後半島では消えた。
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15:50 前半の目的地、経ケ岬に到着。
経ケ岬灯台は先端がちょこっと見えるだけ。
案内所やお店はクローズ。 時間が遅かったのか、それとも閉鎖したのか分らない寂れ感あり。
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丹後半島一周ツーリング(往路)
出発時刻 10:00
到着時刻 15:50
走行距離 221.7km
所要時間 5:50
平均時速 38.0Km/h
ダウンヒル合計 4,302m
クリックでコース詳細
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『丹後半島一周(復路)』⇒
ps.動画・アルバムは近日アップ予定