インクを制する者、プリンターを制する

「ブラザー・インクジェット複合機の時限装置解除」で復活したMFC-830CLNはその後も正常に大活躍しています。
業務専用機として活躍している後継機のMFC-930CDWNと共に、附属ソフトのControlCenter3でパソコンと連携して我が家ではフル稼働。

この素晴らしい出来の附属ソフトにより、SCAN やFaxの多機能ながら使い易いと良いことづくめです。

難点は、インクジェット複合機共通のランニングコストが高い事。
4色インクセットを10セット使うと本体価格を越えてしまうほど、インク代が大きなウェイトを占めます。

各メーカーはランニングコストを低くする努力をPRしていますが、今回 私の不注意から、その姿勢にひとつ疑問が湧くことに・・・・。


写真 (1)

MFC-930CDWNのインクが少なくなってきたことから、いつものようにamazonで購入することに。

メーカー・オープン価格の為、純正インク番号「LC11」で検索。

純正・互換を合わせ多種多様!!。
“LC11.LC16共用”の文字も・・・・これに引っかかってしまいました。

頭の中は、LC11もLC16も共用できるのだと・・・。
LC16はA3サイズ印刷可能の大型機種用=大容量・・・・。

いつの間にかLC11とLC16の中でリーズナブルな製品を検索することに。

そして見つけました。 MC16シリーズ

ブラザー工業 インクカートリッジ LC16インク4色(BK/C/M/Y)パック LC16-4PK
カラーの単品補充用に、
ブラザー工業 インクカートリッジ (マゼンタ大容量) LC16M
ブラザー工業 インクカートリッジ (シアン大容量) LC16C
ブラザー工業 インクカートリッジ (イエロー大容量) LC16Y

価格は、
LC11インク4色(BK/C/M/Y)パック   4,712円 ⇒ 3,181円
LC16インク4色(BK/C/M/Y)パック   6,105円 ⇒ 3,800円 (約1.2倍)

インク量は、LC16はLC11の約2倍とのこと。

ink

 

一週間後、マゼンタ色がインク切れの表示。

空になったカートリッジを取出し、単品購入の LC16Mの箱を開け取出し、LC11MとLC16Mを見比べ・重ね合わせて比較。

LC16Mの箱には適合機種にMFC-930CDWNは記載されていないが同じではないか!!。

インクが違うのかな?と軽く考えながら、本体にセット・・・???。(;゜゜)

最後の数ミリ、奥まで入らない???。(T.T)

なぜ???。 懐中電灯を持ち出し、本体の差し込み部を調べる!!。  ⇒ 問題なし。

ゴミ箱から、LC11Mを拾い出しLC16Mとじっくり見比べ観察。

・・・・Oooooo!! <(“0”)>

突起の幅が違う!!。  奥に入らぬよう邪魔をする突起の幅を変えている。

ならば、邪魔物を削除。  カッターナイフで削り取りました。

Product

 

全く問題無しで、他カラーも入れ替えOK。(教材には写真の打ち出しが多いので)

そして、一月後にブラックがインク切れの警告。

ハイハイ、勝手知ったるで削り取り加工してカートリッジの入れ替え。

はぁ~っ!!。 (◎-◎;)  はっ!!・・はっ???・・・・入らぬ!!!。

なんと、ブラックだけカートリッジの幅が違う!!!。

Product-BK

◆結論◆

加工の手間さえ厭わなければ、ブラザー工業 インクカートリッジ (大容量) LC16M/マゼンタ、 LC16C/シアン、LC16Y/イエローはLC11を使用する機種で使用可能。

ブラザー工業 インクカートリッジ (大容量) LC16BK/ブラックは数ミリの厚さが異なるため挿入不可・使用不可。

 

【大きな疑問】

表向き、メーカーはインクジェットプリンターのランニングコスト低減努力をPRしながら、実のところ利ざやの大きいインクカートリッジで姑息な操作をしているのでは?。

インク自体は変わらぬと思われるのに、カートリッジを細工して利ざやをコントロール。

更には、適合カートリッジの供給をコントロールして複合機本体の寿命をコントロールしているのでは?。

 「ブラザー・インクジェット複合機の時限装置解除」で指摘した、企業として品質管理から距離を置く利益優先の姿勢では。

あの小池利和社長の、アメリカで鍛えられた『技術の先端性』と『顧客のハートを掴む』に加えて『生産者責任の重要性』からは少し離れていないだろうか?。

私は永らく建設業界に身を置き、後半は原価管理部門を担当していました。

そこで、経営管理部門や上司、そして施主から学んだ事。

安全管理品質管理原価管理=利益確保 ⇒ 『顧客満足』

このサイクルを回すことがコーポレート・ガバナンスの中心核で、倫理を守り・育てる・・・と、

それを知る小池利和社長の「利益を上げる」の一言に、複合機部門が技術に溺れ姑息な細工で売上向上を図ったのかな?。

同時期にブログに記載した、『ブラザーとシャープの違い』でも述べたが、今や「世界から観る日本」に視点を変えて、技術力を姑息な技術として使わず大局的に「技術の日本が次に何を発信出来るか!!」を模索して貰いたい。

【結論】

インクジェットの品質は、一般利用者の要求度を十分満たしています。

インクカートリッジを各機種に使用できる汎用性を持たせることにより、利ざやの大きいインクカートリッジの売上を上げ、またインクカートリッジの在庫を気にせず機種の買い替えが進むのでは。

多分、次の時代は『インクカートリッジを制した者がフリンターを制す』になるのでは・・・。

 

ps.

私のブログで圧倒的な閲覧履歴を“記録し続けるブラザー複合機”に関するページ。

お礼のメールも沢山戴いています。
皆さん、『身体は元気なのに定年が来てしまった!!』的なコメント。

何か、政府の勧める雇用延長と逆行するような事柄ですね。ヽ(‘ー`)ノ

 

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